俺之脳髄(オレズイ)

俺の脳内はいつもこんなモノで満たされてます的ブログ。げんしけん、プリキュア、プロレスなど雑食気味デス。

プロフィール

先刻

Author:先刻
過去にとらわれ万事後ろ向き
新しいネタに弱い情弱野郎ですが
周回遅れでぬるーくオタクしてます
お気に入りは「げんしけん」。 二次創作にまで手を染めてしまい、その因果で順調に人生が狂っています。
そのほか、昭和特撮、007、プロレス、アニメ、ダメ映画、スバル車あたりが先刻を構成する主成分です。

つぶやき!

こんげつ!

07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -

シンプルアーカイブ

.


灼熱スイッチ fragments(高森奈津美、大橋歩夕、立野香菜子、牧野由依、藤田咲) /「ここから、かなたから」 TVアニメ「放課後のプレアデス」エンディングテーマ TVアニメ『小林さんちのメイドラゴン』OP主題歌「青空のラプソディ」(アニメ盤) 「三者三葉」キャラクターソング Vol.1 西川葉子 & 薗部 篠 TVアニメ『ろんぐらいだぁす!』ED主題歌「ハッピーアイスクリーム!」 TVアニメ「あまんちゅ!」エンディングテーマ「ふたり少女」 Gospel Of The Throttle 狂奔REMIX ver. TVアニメ『響け!ユーフォニアム2』ED主題歌「ヴィヴァーチェ!」 「ステラのまほう」オリジナルサウンドトラック TVアニメ『小林さんちのメイドラゴン』ED主題歌「タイトル未定」 TVアニメ「 ガヴリールドロップアウト 」オープニングテーマ「 ガヴリールドロップキック 」 宝箱―TREASURE BOX―/プラチナジェット(TVアニメ『SHIROBAKO』新オープニング/エンディングテーマ)(通常盤)
亜人ちゃんは語りたい(4) (ヤングマガジンコミックス) リトルウィッチアカデミア (ヤングジャンプコミックス) Spotted Flower 2 幸腹グラフィティ 第1巻 [Blu-ray] ヤマノススメの山のススメ (NEKO MOOK) 桜Trick (5) (まんがタイムKRコミックス) SHIROBAKO ~上山高校アニメーション同好会~ (1) (電撃コミックスNEXT)

検索フォーム

スマホ版QRコード

QR
正月なんで家でダラダラと映画を見る。
今日は黒澤明の「天国と地獄」。
踊る大捜査線の劇場版で、青島君が煙突から出るピンクの煙を見て「天国と地獄だ」とつぶやくアレです。自分はそれ以外「踊る~」を見たことが無いので、「踊る大捜査線」と聞くと「天国と地獄」を連想するという変な奴ですはい。

子供の頃以来、久々に見たのですが、凄い映画だったんだなーと再確認しました。


特に前半の2つの密室(権藤邸と特急こだま)には圧倒されました。
権藤邸シーンでは、自分の権勢を守るか人命を守るか(天秤に計られるのが自分の子供じゃないというのもイイ)という権藤(三船敏郎)の葛藤に、妻、運転手、秘書、刑事そして電話の向こうの犯人が絡んでいく様子にグイグイと引き込まれました。
権藤らの言い争いの間、刑事らが不自然に立ったまま、それぞれ別方向にうつむいているなど、舞台劇を見ているような感じでした。

もう一つの密室・特急のシーンは、ホンモノを撮影のために走らせたとか、撮影に邪魔な建物の二階を取り払わせたとか、もはや伝説。特急から見える共犯者と子供の映像は強烈な印象です。
カバンのサイズを細かく指定した犯人の意図が明らかになるところで、仲代達矢演じる刑事のとっさの状況判断と部下への指示は凄い。その姿を見ながら「逃亡者」でトミーリージョーンズが演じたジェラード警部を思い出したりして。
現場の酒匂川はよく通る場所なので、今後通る度にこの映画を思い出すことでしょう。


静と動の密室劇を経て、刑事たちが犯人逮捕を誓う場面で前半が終了。
後半は警察が犯人を追いつめていく様子を描いていきますが、捜査会議で次々と報告される情報や、わずかな録音などからも事細かに手がかりを得ていく部分も含めて、この映画の刑事達には惚れるw
でも泳がせすぎて、薬物中毒者が一人殺されてしまったのはマズいのでは……。

ラストの山崎努と三船敏郎の対面、余裕ぶっこいてた犯人の震えと絶叫。閉じられるシャッター。もの凄い余韻を残してます。

犯人からすれば、地獄的境涯の自分が、金持ち=天国の権藤を翻弄したのは痛快だったのでしょう。実際にこの事件によって権藤は会社内の権力争いに勝利することができず、財産を失い、会社を追われて転落しています。しかし小さい会社から再出発し、元居た会社以上にしたいと犯人の前で語る権藤。一時的に地獄を味わったかもしれないけど、もう一度はい上がれるのです。
(その原点に立ち返ろうとする姿はすでに、身代金カバンに自ら細工を施す場面………昔の道具を床に広げて作業し、権力欲の冷血漢ではなく人間味を感じさせる………に現れていると思います)

しかし犯人は、自分のボロアパートから丘の上の権藤邸を羨ましく見上げるだけで、自分自身で天国へと這い上がろうとしませんでした。対面シーンで犯行動機も語ってますが「え、そんなものなの?」とさえ思うほどで、それこそが犯人の浅はかさを表していると思います。「恨みがましく見てるだけ」の中から生まれた薄っぺらい動機の末に、犯人にはもはや死刑台にしか行き場が無いのです。
ソレを思うと最後の震えや絶叫は、死への恐怖だけでなく、運命の行き詰まりを招いた末路としての重みも感じさせます。

原点に戻って「次」がある被害者と、自分の運命を無駄に棄ててしまった犯人との間をシャッターが隔てて終わる。個人的にはそれこそ「天国と地獄」であり、あのエンディングは強烈でした。
俺も真っ当に生きよう、と思わずにいられませんwww


子供心に「ピンク色の煙」しか覚えていなかったけれど、それは特徴の一端でしかなかったんですね。良いモノを再発見できました。


スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿

   管理者にだけ表示を許可する