俺之脳髄(オレズイ)

俺の脳内はいつもこんなモノで満たされてます的ブログ。げんしけん、プリキュア、プロレスなど雑食気味デス。

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先刻

Author:先刻
過去にとらわれ万事後ろ向き
新しいネタに弱い情弱野郎ですが
周回遅れでぬるーくオタクしてます
お気に入りは「げんしけん」。 二次創作にまで手を染めてしまい、その因果で順調に人生が狂っています。
そのほか、昭和特撮、007、プロレス、アニメ、ダメ映画、スバル車あたりが先刻を構成する主成分です。

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  • げんしけん(無印)4話感想/1巻掲載分より

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4話「円卓会議は踊る」


無印げんしけんの感想再開。

部室でのディスカッション…いや、とても無駄な会話。

でもこの部室でのオタにまつわる無駄っぽい会話劇こそ、げんしけんの魅力ダヨネー。


そういえば「新装版」を手に入れないと…。


新装版 げんしけん(1) (KCデラックス アフタヌーン)げんしけん(1) (アフタヌーンコミックス)



冒頭、田中による濃い造形についてのコメントは秀逸。

造形の巧みさやそのキャラクター設定・属性、モデルになった元ネタの展開(昔の制服ピチパツイベントwww)、ガレージキットの価値感まで語る。

文字数が多くてすげえ喋ってて、好きなことに饒舌なのが感じられる。


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田中の「ユーザーが買い支えんとね」は、名セリフとぞ思う。

あと後に出てくる「そこは流せ」も。




笹原たちの傍らで「くじびきアンバランス」を読む斑目。

くじアン登場は1話以来。そういえば1話で欄外に「少年誌に1つはあるラブコメ」とあった。


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出てくる「くじアン」のコマは断片的だけど、1巻の表紙を取ると、くじアンの主要キャラ設定(架空の声優もw)と相関図があるのだ。

この相関図を見れば、断片的な4話の展開と各々のセリフも理解できるのが凄い。



「え~~~第~~~256回~~~………「今週の「くじアン」面白かった会議」を始めます~~~………


ここから続くくじアン談義はほんと楽しい。

冒頭の田中のしゃべくり以上に濃い。

「作中作品」であるくじアンが、作品世界でどんな風に面白くどんな風に人気なのかを斑目たちの分析を通じて感じさせてくれる。

同人出身の作家らしい話づくりとか、今で言う「聖地」となる舞台のモデル設定とか…。


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しかも「こないだ判明した副会長の『許嫁アリ』の設定なんて絶対エンディングでウェディングドレス出てくるよな とか」なんて、無印最終回で本当に出てくるから、この段階でネタ振りしてて感心する。



話し始める時の田中と斑目。


「そんなのネットでいくらでもやってんじゃん」

「今しゃべくりたいだけなので気にしないでください」


この「ネット」は2ちゃん辺りを指すかな。

感動を吐き出したい気分は今でならSNSで自在につぶやくことができるんだけども、この連載当時(2002年)にはまだ一般的ではなく…Mixi2004年、Twitter2006年からだとか。


自分語りで申し訳ないが、結婚前後オタ世界から離れてリア充期間が長く(悪いことじゃないんだけどねw)、げんしけんを読んでこうした「同好の士で語り合う」空気が懐かしく感じたこともあって、まさにげんしけんを糸口にオタク復帰したようなもの。

もちろん家庭があるからフルにオタクはできないけど、げんしけん好きの人たちとコミケの時に集って飲んで語らう時間が本当に楽しい。

その空気感をこの「会議」が表現してくれている。





話が盛り上がっているところに登場する春日部さん。


春日部さん、久我山を「クガピー」と呼ぶ。

彼女は朽木の「クッチー」も笹原の「ササヤン」も名付け、それどころか劇中の「げんしけん(サークル名として・平仮名書き)」も名付け親となっているのが面白い。



笹原を「まともそう」という理由から高坂についての相談を始める。

オタク同士の楽しい会話は、リア充のお悩み相談へと変わっていくが、会話劇としてそのまま「オタクが分かる」お話へとスムーズに流れていく。


「いや こないだコーサカの部屋でね…… アニメ絵のエロ本を大量に見つけたんだわ」

「アニメなのにやらしいのって 何かかわいそうじゃん」


なんかここでの「かわいそうじゃん」というとこ、強面だけどちょっと優しさが滲むのう。


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2話に登場したあの高坂の部屋に入り浸って、これまで気付かなかったとは……。

久我山は「い 一般人ってこんなもんんか?」というが、あれだけ(2話参照)部屋がゴチャゴチャしてると、健全も不健全も「アニメ絵」の山の中に埋もれてしまい、そういう絵を見慣れてない春日部さんにはすぐには分からないんだろうなあと思った。



普通のエロ本くらいは田中も久我山も持っているというが、斑目は…、


「俺 持ってねーよ? 普通のエロ本なんて」


こんなことをサラリと言ってのける斑目が、やがて「あるもの」を隠すためにカモフラージュででも「普通のエロAV(SM)」を持つことになるとはなぁ……(´ω;`)ブワッ




「絵に興奮する」ことを理解できない春日部さんに、斑目の名演説が炸裂するw


「このような抽象的な記号でも人間は想像で別の物に見える これは人間の脳に基本的に備わった機能と言っていい 太古の昔に描かれた簡潔な線の壁画を見てもそれがわかる 彼らはそこに……洞窟の壁に大自然を疾走する動物達を見たのだ だからつまりっ『アニメ絵じゃ抜けねえよ』とか言ってる奴は脳に欠陥を持っているのであり そうでなきゃカッコつけてるだけという事だ!! 江戸時代にゃ春画だってあったんだぞ」



それに対する春日部さんの「それにしか興味ねえのも十分欠陥だろ」の即ツッコミw

まあそうですよねーw


現実の女に興味ないのかと問われて、田中は「一応あるよなぁ 彼女できるんならそりゃ欲しいし」と答え、斑目は「ほしくなくはない」と一言。後にこの2人は無事にできるんだなぁ。斑目はやたら時間かかったけど。

く 久我山も一応キャバクラに通ってキャバ嬢に課金……(´・ω・`)




ここからの、「高坂は天然入ってる→性格掴みきれない→外見で選んだのか?→高坂は幼なじみ」の流れとか、とてもスムーズに恋愛観に話題が変わってゆく。


「カッ 春日部さん幼なじみキャラだったのかぁっっ」

「すげえっ……マジいるんだ」

「初めて見たッ……」


幼なじみキャラのテンプレートな性格付けを当てはめて萌える斑目たちのとこは可笑しい。


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春日部さんが高坂のオタク趣味を「コーサカには全然似合わない やめさせたいんだよ」と…。

以後もこのままの春日部さんだったなら、結婚後に(結婚するとして)趣味のコレクションを売り払ってしまう嫁になってたかも。この時点から次第にオタクへの理解を深めていき接し方も変わっていくのが見所でもありましょう。


斑目さん、「なろうと思ってなったもんじゃねぇからやめる事もできねぇよ そんな事言う彼女いたら捨てるね俺ぁ」なんて言うから、春日部さんとの間に極度の緊張状態が生まれるw


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そこに登場する高坂。

「キテレツ大百科」の名曲「はじめてのチュウ」を歌いながら登場するwww


部室に入室した時に口ずさんでいたのはサビなのだが、ヘッドホンで曲を聴きながら歌ってたので、サークル棟内をフルコーラス歌ってたんだろうなあ……

とすると、「ヤッター!ヤッタッ!ヤッタヨー!」のとこも歌ってたと思うと凄い可笑しい。あの歌を外で歌うの勇気いるw



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ここすきw




そして斑目の「もう面倒くせえから こいつにはじめてのチュウしたれ」をきっかけに、ほんとに高坂からの告白→チュウのしちゃう高坂春日部組w


固まる斑目。


「こいつイマイチ逆境に弱いからなぁ」


後々の斑目の春日部さんへの想いを考えると、「はじめてのチュウしたれ」は、結構大変な場面である。


彼は春日部さんを好きになってしまうが……、その春日部さんのカップル成立を後押ししてしまうのは、他でもない斑目自身なのだから。


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斑目がはっきり春日部さんを意識するのは、本人いわく学園祭の時(猫耳かぶせ)だけど、メバエはこの時の「眼前キス」への動揺ですでに始まっていたりしてw




そしてオチとしての「会議」招集。


「え~~~~~~~~第4回~~~~~~~~~「コーサカはオタクじゃねーんじゃねーか会議」~~~~~~っ」

「うわリアルな数字」


斑目の「我々は とんでもない爆弾を抱え込んだのかもしれない」って何か元ネタがありそうだけど、笹原が分かってないのと、久我山の「これも流してあげよう」から見て、斑目のキャラづくり雰囲気づくりの台詞(イメージ先行)なんだろうな。




会話劇の密度もあって、感想も時間が掛かってしまった。

最初から最後まで、オタクが自分の好きなものをしゃべくる濃い会話、オタクvs一般人のアニメ絵議論、恋愛観(?)など、文字多いのに流れるように読ませてくれて楽しい。

「くじアン」の作り込みの深さも感じさせて、すごく好きなエピソードだと再確認。部室を一歩も出ないで話が終始するのも好きだw


この時期の春日部さんは凄いガラが悪くて(w)斑目たちと対象的で、オタクを浮き彫りにする役目を見事に果たしてるのも良い。



ちなみにコミックでのおまけでは、久我山が……「モーちゃん」は「ズッコケ3人組」の太い子ね。

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コメント

>ココさま
コメントありがとうございます!

> 「新装版」の発売、完全にノーマークでした。
自分もこの感想を書く辺りまでノーマークだったので、お互い良かったですねw
初期は「あるある感」もあって、読み返す度に面白いですから、新装版の登場大歓迎です。

そして新装版で読み返して、やっぱ部室いいなーと再確認した次第です。
仰る通り、学食でもなく、居酒屋でもなく、あの部室での語らいがいいのです。
春日部さんの「異物感」も凄く効いてますね。

> オタクの世界を知らなかった私にとっては、「あの部室」が、オタクの世界についてのガイダンス的な、イントロダクション的な、概論的な役割

いい表現ですね!オタク世界のガイダンス、イントロダクション、概論的役割である「あの部室」。
この時期、オタクと一般世間との距離感が縮まりつつあって、そのブレイクは2004年?頃の電車男だと思いますが、「げんしけん」はそれに先だってオタクを知る機会を与えてくれた、先鞭をつけたんだなあと思います。

> やっぱり『げんしけん』、良いと思うの。
YES!!
>しろさま
コメントありがとうございます。
そしていつも通りお返事遅くてすみません(´・ω・`)

> 新装版なんて出てたんですね!
> 三代目でも始まったのかと思いました。

自分もTwitterのTLが賑やかになった時に「すわ!新展開か?」と思ってしまいました。


> 咲ちゃんが可愛く(丸く?)なる最初のキッカケの回でしょうか。これ以前に大野さんと会ってたら当たりはもっと厳しかったのか……とか妄想はかどります。

斑目に睨みをきかせた緊張した場面がキッツイ春日部さんのピークかも知れません。この回で正式に高坂とくっついてから次第に丸く可愛くなっていくみたいですね。

「これ以前に大野さんと会ってたら」…やばいす。
ただでさえ人とのつながり関わりに疎い帰国子女が野獣春日部の前に現れたら…。
高坂とくっつく前だから余計に女子を警戒 → 大野さん部室に来なくなるかもw

「そういえば『新装版』を手に入れないと…。」

先刻さん、ありがとうございます!!
この"つぶやき"が無ければ、買いそびれていたかもしれません。「新装版」の発売、完全にノーマークでした。

第4話は、先刻さんが以前書かれた通り、まさに「やっぱりげんしけんは部室だよねーと思った(度々思う事)」の象徴的シーンですよね。学食でもなく、居酒屋でもない。あの部室でのオタク男子の語らい(笑)。そして異物感満載の「一般人」咲ちゃんとの対峙……。
オタクの世界を知らなかった私にとっては、「あの部室」が、オタクの世界についてのガイダンス的な、イントロダクション的な、概論的な役割も果たしてくれています(そうやって考えてみると、『二代目』では、部室自体も「二代目」になってるんですよね)。

やっぱり『げんしけん』、良いと思うの。
  • 05月 31 2017
    • 2017/05/31(水) 11:13:53
    • [ 編集 ]
    • URL
    • しろnHq0g5ts
新装版なんて出てたんですね!
三代目でも始まったのかと思いました。

咲ちゃんが可愛く(丸く?)なる最初のキッカケの回でしょうか。これ以前に大野さんと会ってたら当たりはもっと厳しかったのか……とか妄想はかどります。

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