俺之脳髄(オレズイ)

俺の脳内はいつもこんなモノで満たされてます的ブログ。げんしけん、プリキュア、プロレスなど雑食気味デス。

プロフィール

先刻

Author:先刻
過去にとらわれ万事後ろ向き
新しいネタに弱い情弱野郎ですが
周回遅れでぬるーくオタクしてます
お気に入りは「げんしけん」。 二次創作にまで手を染めてしまい、その因果で順調に人生が狂っています。
そのほか、昭和特撮、007、プロレス、アニメ、ダメ映画、スバル車あたりが先刻を構成する主成分です。

つぶやき!

こんげつ!

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いつネタバレに出くわすか分からないので、公開日にとっとと見に行くことにした「シン・ゴジラ」。

実は見る前の期待値は低かったんだけど……結果として、凄いヨカッタ!

ネタバレ解禁なパンフレットを読み込む前に、初見で受けた衝撃と印象的なとこを書きなぐってみましたデス。





(以下、バレあり要注意)
S.H.モンスターアーツ シン・ゴジラ ゴジラ (2016) 約180mm PVC製 塗装済み可動フィギュアジ・アート・オブ・シン・ゴジラ







(オープニング)
従来の東宝マークのすぐ後に、古めかしい東宝マークと、青地に白の「東宝映画作品」のテロップ……。
しかもドーン……ドーン……という音とともに、第一作のゴジラを思わせるタイトル。

庵野監督のオタクとしてのこだわりが感じられる一報で、見てて嬉しいやら気恥ずかしいやら。


(序盤のスピード感)
無人船舶の捜査→アクアラインの事故→官邸内の対策風景→巨大不明生物出現へと、海洋保安庁の人やビデオカメラ、避難する民間人、あとドライブレコーダー映像やネット社会のリアクションなど様々な視点をどんどん入れながら状況が進んでゆくのが爽快ですらあった。

テンポとスピード感に見入った。
情報を逃すまいという気持ちで集中しているから余計に展開が早く感じられたのかも。

そんな刻一刻と変化する状況に、官邸内の大河内総理大臣はじめ閣僚が追いつけずにいるのがもどかしい。
こいつら無能かよ……と思いつつ見ていると、各々の立場や思惑が見えてきて楽しい。特に防衛大臣(女性なのは小池さんをモデルとしてるのかな)がかなり気合入ってて、アメリカの助力を受ける辺りでちらと苦々しい表情が見えたりして。
総理も何だかんだで人の良さが滲んで見えた。亡くなったのが残念。


閣僚がグダグダやってる中で、自衛隊が出てくると何かホッとしたw

実際にこうした問題が起きたら、現実の偉い人たちはどう動くのかをシミュレーションしているようで楽しかった。
ちなみに中村育ニ氏演じる防災担当大臣が甘利元大臣に見えて凄い気になったw
似てない?





(会議室とコピー機)
中盤まで、やたら会議室や対策本部室の様子が登場する。

予告編では3、4件の会議シーンが立て続けに出てきたので、「ひょっとして、この映画は面白くないのでは……」と不安になる要素、期待値を下げる要素だった。

でもそれは杞憂だった。
矢口たち閣僚周辺が会議の周辺で右往左往したり、多くの職員がセッティングでバタバタする様を見せているから面白みがあった。
あと会合でも無駄なモノは「中略」されちゃうしw

会場セッティングが慌ただしく行われる際に、何台もの複合コピー機がセットされていくのが印象的。あのモノをズラズラと並べる感じはエヴァ的というか何というか。

東京都庁の対策室はカッコ良かった。
都知事が登場すると現実の都知事選のことが頭に浮かぶw



(驚き)
河川をのぼっていく巨大生物と、流域のパニックの様子がいい。
あの場面に「なんか小さいな」と思ってはいたが、すぐに普通に「あのゴジラ」が現れるものと思ってたら……


アレが姿を現したとき「なんだこれ!?」って声が出そうになった。


その動き、体液、そして目(笑)…全部がキショい!
直立しての形態変化もキショい。
でも自衛隊ヘリが来た時、じっとそれを見てるように大人しかったのは少しかわいい。

にしても、まさかゴジラにこんな変な生態描写がされるなんて思ってもみなかった。
天下のゴジラのこの描き方にはビックリ。
東宝はよくコレを許可したなぁと思ったし、東宝が庵野監督+樋口特技監督に好きなようにやらせるという意図が感じられて、それが今回成功したと思った。

ほんと、あの生物出現のシーンはギョッとした。
あれは「掴み」だったなぁ。





(巨災対)
「巨大不明生物特設災害対策本部(さすがに調べて書いた。憶えきれねえw)」……つかこの映画、それぞれの立場役職名がエヴァのように、明朝フォントでテロップ出るけど読み取れないよ(泣

展開早い上に織り込まれる情報量が多いし素早い。
役職名テロップは後で情報確認すればいいやって気になる。
情報量といえば、自衛隊の攻撃活動の是非に対して論議する矢口や赤坂の映像にズラーっと議論で挙げられている法律が重ねられていくのも情報量どころの話しじゃないw


巨災対には、各省庁から一筋縄ではいかなそうな人ばっか集まってくるw
こういう独立愚連隊なチームいいね(……いま思えば独立愚連隊って岡本喜八監督作だわ)。

最初のブリーフィングで「ここでの活動はそれぞれの官庁での人事考課に加味されない。よって自由に意見を述べてほしい」的な事が説明されてて笑う。
そして現実的でもあってイイ。

それぞれの分野から知恵を出し合い、汗を流して対ゴジラの対策に尽力する、もう泣けるほどカッコヨカッタよ巨災対。

あと彼らが活躍(分析と議論)する際に、何度かエヴァで聞き慣れた音楽が。





(尾頭さん萌え)
巨災対の編成前に、巨大不明生物の分析において環境省の尾頭さんが登場。

淡々と分析情報を(閣僚や上司おかまいなしに)挙げていく様子や、あの光の無い瞳やケアに無頓着そうな髪型などが特徴的でいいキャラしてる。
このキャラ立ちは、アニメ出身の監督らしさがあるんじゃないかと思ったり。

あの瞳、ほんと光を反射してないように見えたけど……映像で処理してるのかコンタクトしてるのか?(←ここは勝手に萌えあがってるので気にしないでくださいw)





(パターソン特使))
この映画は現実の中にファンタジーな存在=ゴジラをぶち込んだ感じの映画だと思ったけど、もう一つ結構なファンタジーなのはカヨコ・パターソン特使だなあ。

能力があれば若くても引き上げられるのがあの国の良いところだと説明されてたけど、アメリカ大統領の特使で石原さとみ、しかも「ガッジィーラ」の発音やミーティング中のボディランゲージも楽しくて、硬いドラマをほぐしてくれる役割なのかもと思ったり。

また祖母が原爆の犠牲者であるという、初期のゴジラが抱えていた反核テーマを担ってるので、彼女もゴジラと一緒にこの作品に呼び出された旧作の影みたいなものかと思ったり。



(牧教授)
パターソンが持ち込んだ情報によって浮かんでくる牧吾郎(五郎?)教授。
その名前を聞くたび「怪奇大作戦」の牧史郎(岸田森)を思い起こして、名前の元ネタなのかなぁと思ったりした。

そして教授の写真。どっかで見たようなよく分からなさがあったけど……。
エンドクレジットの出演者の中に「岡本喜八(写真)」があって笑いながら気付いた。庵野監督、岡本喜八監督好きなんだなあ。

普通の特オタへの「くすぐり」ならば、故・平田明彦さん辺りの写真をもってくるだろうけど、こうきたかと。





(自衛隊かっけー)
大きくなったゴジラが鎌倉に上陸して、ずんずんと東京に向かって進撃してくる。
川崎を戦場に多摩川を防衛戦にした自衛隊の総力戦が良かった。
アパッチや10式がカッコ良く活躍してる。

10式戦車だけでもスラローム(カメラは砲塔に向け固定)とか行進間射撃のカッコ良いこと…!

1/48 陸上自衛隊 AH-64D アパッチロングボウ プラモデル PT42

自衛隊の作戦行動に関して、総理の意思決定がとても重要だということを描いていて、これまでのガンガン攻撃していた映画の防衛活動とは様子が違ってた。怪獣災害のシミュレーションとして秀逸。

多摩川戦は、結果として食い止めることは出来なかったけど、ピエール瀧演じる隊員の「攻撃ばかりが華じゃない」と、避難誘導に向かって行くとこ好き。

あと、最終決戦に向け、矢口にお礼を言われて「これが、仕事ですから」と毅然と答える國村隼の自衛隊幹部もイイ。





(全方位…!)
アメリカ軍による攻撃シーン……なんだけど……とにもかくにも、ゴジラの放射能火炎が今までに無いビジュアルで描かれていてゾクゾクした。
絶望感がハンパ無い。
やっぱ「巨神兵東京に現わる」を思わせるとこも。

チェレンコフ光?な発光からの物凄い熱排気と火炎が周辺の街を包んで(これだけでもう地獄の有様)、次第に炎が青白く細くなっていって、まるでレーザーのようになっていく様がもうね……。カッコ良さを通り越して怖い。

これは歴代の中でも一番浴びたくない(どれも浴びたら死ぬけどw)。


さらに背びれ周辺からのレーザー放射が、まるでイデオンの全方位ミサイルだった。今回のゴジラ、もっとシンプルなヤツかと思ってたけど意外と器用。

しかもこの攻撃で大河内総理や東官房長官が乗った政府ヘリが落とされる。ヘリのカラーリングに青と白が使ってあったからかもだけど、昭和ギャオスがヘリを真っ二つにしたとこを連想してしまった。
……こんな風に過去作の影を追ってしまうのは、本当は良くないと思う。もっと真っ白で見るべきと思う。
特に今回のゴジラは。





(もうわけわかめ)
ゴジラを食い止めるための矢口プランの決め手はゴジラの血液を凝固させるものだっていうのは分かった。

その凝固剤が効くか効かないかの鍵は、牧教授が残した曼荼羅のような解析図にあり、国内外のスパコンの力を動員して鍵を掴んだんだけど……。
解析図の秘密を暴くシーンで折り紙からヒントを得てからの解説スピードについて行けなかった(´・ω・`)

他にも専門用語がガンガンしかも早口で出てきて、わけわかめ加速。これは早く円盤やシナリオを拝見したい。じっくり読み解きたい。



(日本総力戦)
ヤシオリ作戦の「やしおり」について思い浮かばなかったのでググってみると、八岐大蛇(ヤマタノオロチ)を酔わせて倒すために飲ませたお酒のことだった。
今回の対ゴジラ作戦にピッタリ。

この作戦は日本の官民こぞって+米軍の総力戦。
ああー総力だなあと思ったのは、武器に使われたJR。新幹線や在来線をミサイル化してゴジラにぶつける辺り、あるもの全てを使ってやり抜く感じがあった。

「(前半で吹き飛ばされた)京急の仇だー!」という電車どもの声が聞こえたようなw


ここで伊福部マーチもかかってテンションは爆アゲ。

ゴジラを転ばせて、ビルの下敷きにした上で「ヤシオリ酒」を飲ませる場面は、ちょっと野暮ったくもあった。
84ゴジラのようにスーパーXでカドニウム弾を打ち込むような場面があれば早いだろうけど、いま日本で出来るやり方を考え抜いたんだろうなぁと思った。

…にしても、対するゴジラもシッポ先端からレーザー照射するとかバケモノにも程がある。

抵抗虚しくゴジラは凝結。まさか立ち上がってその場で固まるとは思わなかった。海へ逃げるまでは耐えてそのまま沈むのかと思ってた。

あのまま復興のモニュメント化をするのだろうか………?


作戦自体はちょっと勝利のカタルシスが弱いかなとも思ったり。
あと別室待機中の巨災対のメンバーも、モニター通して作戦をサポートしてほしかった。まー、作戦が発動するまでが彼らの役目で、あとは見守るだけなんだろう。





(里見総理)
序盤の閣僚会議で「里見農水大臣は欠席 オーストラリア出張のため」な一見不必要なテロップが出たと思ったら、後半、結構重要な位置に出て来た。

押し付けられたポジション、海外からの国連軍派遣、熱核ミサイルでのゴジラ攻撃(東京巻き添え)などの危機的状況下で、言われるがままみたいで実に頼りにならなそうな里見総理。
平泉成氏がいい味。「ラーメンのびちゃったよー」なとこでは「だめだこの総理」と思った。

ところがラストに向けて、ヤシオリ作戦への認証?黙認?をして、若い者たちの行動を陰ながら支援するようにフランス側との交渉に汗を流す(見事なお辞儀!)


そして事態の収束後に里見内閣は総辞職して、赤坂たち次世代に国の復興を任せていく。赤坂シナリオではなく、里見シナリオ、実はしたたかだった老獪な政治家の姿を示唆したとこ大好き。

(……だからこそ、ラストの音楽はなぁ……と思うとこがあった。下記参照)





(ラスト)
凝結凍結されたゴジラの……しっぽがアップになったときの人型のシルエットとか何なんだろう……。いろいろ考察を見てみたい。

それにしても「無音」が怖い。


超個人的に、日本映画で一番怖いラストカットは「幻魔大戦」なんだな。
主題歌「光の天使」が鳴り終わり、平和を取り戻した富士山麓の森にカメラが移り、川のせせらぎや鳥の声が聞こえるなか、その先にいる鹿が川の水を飲んでいてカメラが寄っていく…。

鹿が顔をあげてこっちを見る。

瞬間、川のせせらぎや鳥の声が消える、無音。

無音のままカメラが鹿に寄っていく

画面暗転「完」


この物凄く不穏に感じるエンディングで、子供心に無音の場面が凄く凄く怖かった。
今も見返す度にゾッとする。

今回、それを連想させられて寒気がした……。





(音楽)
個人的に凄く面白い映画だったし、今は絶賛状態だけど、敢えて不満を挙げるなら音楽のチョイスがイマイチだと思う。

ゴジラが直立体勢になったあとの伊福部昭氏による旧作の音楽を使用するとか、ヤシオリ作戦時の伊福部マーチとか劇中はとてもいい感じに聞く事ができた。

シン・ゴジラ音楽集

だけどエンディング時に、「怪獣大戦争マーチ」や「ゴジラvsメカゴジラ」のメインテーマを流してきたのは、ちょっと合わないなと思った。

先に里見総理すごいと書いたけど、旧世代の人が自分の仕事を成し遂げて次世代に託し、赤坂や矢口のような新しい世代が新しい日本を創っていくというエンディングだと思っていたから………。
ここは旧世代である伊福部音楽ではなく、本作オリジナルサウンドを担った鷺巣詩郎さんのスコアで占めるべきだったと思う。
最後は伊福部音楽から離れるべきだったと思う。

それにエンディングで使われた曲はどれも勇ましい。
エピローグに合わないと思うのだ。

特に「ゴジラvsメカゴジラ」は個人的には伊福部さんのゴジラ音楽で三指に入れるほど好きなので……映画を終えたクールダウンになるはずが、テンションアップしてしまって落ち着かなかった(笑)

そんなわけで今持っている大きな不満点は、音楽くらいか。


それ以外は満足デシタ。
また見に行きたい。すぐにでも。


勢いとオタク的な見方でブワーッと書き殴ったけれど、非常事態の描写に『刺さる』ものが多々ありました。
3.11を連想するし、個人的に身近な熊本地震被災地を思うと…ね。

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