戦場のピアニストvsプレデターこと「
プレデターズ」を見てきました。
面白かったデス。
1作目好きなので満足できました。

サントラがほとんど1作目と同じなため、
否応無くテンションを爆アゲされちゃったので、女スナイパーの口から
「87年のニカラグア……」などとダッチ・チーム+ディロンのエピソードが語られた時は軽く
キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!
状態になりましたw
しかしCIAとはいえ、1スナイパーがよくそこまで(当事者並みの)情報を持ってたなと…。
さらに
「無痛ガン」
「気配を察して立ち尽くす」
「逃げながら止まれなくなって滝ツボ落ち」
「脊髄から頭蓋骨までズボッとぶっこ抜き」などの1作目オマージュが連発され、しかもエンドクレジットには
「Long tall sally」が流れるのには内心ニヤリとしました。でも1作目知らない人には唐突過ぎて意味不明ではないかなぁ。
人間の面子は、クセのある奴らが選ばれた感じで良かったデス。やっぱ狩られる側は強くないとネ。
マチューテ(ダニー・トレホ)や
モーフィアス(ローレンス・フィッシュバーン)の出番が意外に少なくて特別出演っぽかったのも、生き残りゲームとしての意外性があって良かったと思います。
無痛ガンを駆使するロシアの兵士は地味にカッコ良くて好き。それと死刑囚がイカしてた。今際の際にプレデターをナイフでメッタ刺ししながら「俺にかまわず行け!」。しかも犯罪者らしく
「俺、生きて地球にもどったらレ●プするんだ」という
死亡フラグもばっちりwヤ●ザの“ハンゾー”は、日本人キャラとしては無類のカッコヨサを見せてます。
初っぱなから
スーツに裸足でジャングルを歩く!!
すぐ死ぬと思ったのに、彼が
「残った男2人女1人を逃がすために1人プレデターに対峙する」という1作目のビリーの役目を果たすのには胸が熱くなりました。
その時の音楽まで1作目と同じだもの!
しかも、刃物でプレデターと闘う場面が描写されなかったビリーの無念を晴らすように、日本刀で大立ち回りw
そして医者。
戦闘や殺しのプロの中に医者が1人というのは、ずっと衛生兵代わりだと思ってたのですが、神経毒を持つ植物の説明でのねちっこい引き→ロシア人に助けられたのに窮地のロシア人には手を貸さない→死んだロシア人の家族写真を自分の子供だと偽る姿に次第に;゚д゚)。
ただの卑劣漢かなとおもいきや……。
ピアニストも含めて、
人間界における捕食者であるコイツらが結局「プレデターズ」なんだなと。
普段の看病&仕事の日々から抜け出すにはもってこいの小気味いい作品でしたが、1作目のオマージュが多過ぎなのは、ちょっと難があるのかなと思いました。
3人の新型プレデター、オリジナルのプレデターも、人間どものキャラに負けてる&少々弱い気がするのも残念。クライマックスの流れも少し雑でしたが、それでも約2時間楽しませてもらいました。